免許取り立て、納車の翌日…車、コンビニに車突っ込む(産経新聞)

 2日午前2時5分ごろ、大阪府八尾市八尾木北のコンビニ「ファミリーマート八尾木北店」に、近くに住む会社員の男性(20)の軽乗用車が突っ込み、自動ドアのガラス扉や店内の本棚が壊れた。店内に客はおらず、男性や男性店員(21)にけがはなかった。

 八尾署によると、男性は車を出入り口前の駐車スペースに前向きで止めようとしたが、ブレーキとアクセルを踏み間違え、車止めの縁石を乗り越えて突入。車全体が店内に入ったところで止まったという。

 男性は昨年11月に運転免許を取得したばかりで、車も前日に納車されたものだったという。

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「掲示板は生活の重要な一部」事件直前まで書き込み続け(産経新聞)

【秋葉原17人殺傷 初公判】(6)

 《検察官が冒頭陳述を終え、引き続き、加藤智大被告(27)の弁護人が冒頭陳述を始めた。モニターのリモコンを手に、証言台の前に歩み寄った弁護人。大きな声で言葉を区切りながら、ゆっくりと語り出した》

  [図解] 秋葉原の現場見取り図と犠牲者

 弁護人「この事件で明らかにされないといけないことは3つあります」

 「一つめは、彼がなぜこの事件を起こしたかということ。二つめは、彼が事件で何をしたのかということ。そして、三つめは彼にどのような責任をとらせるか、ということです」

 《弁護人は加藤被告のことを「彼」と呼びかける。加藤被告は無表情のままで身じろぎもせず、うつむいている》

 弁護人「まず、彼が事件で何をしたのかは、検察官が法廷で明らかにするものです。彼の責任は審理が終わった後、裁判所に判断していただくものです」

 「そして、弁護人は、彼がなぜこの事件を起こしたのかについて、明らかにしたいと思います」

 《弁護人がモニターの電源を入れる。加藤被告の「生い立ち」や「社会人時代」の生活など、ポイントが個条書きにされている》

 弁護人「まず、彼の生い立ちについてです。彼は青森市内で労働金庫に勤める父と、母の間に生まれました。3つ下に弟がいて、父は市内に一軒家を購入し、家族4人で生活していました」

 《身ぶり手ぶりを加えながら、法廷によく響く声で語る弁護人。加藤被告は硬い表情のまま聞き入っている》

 弁護人「彼は子供のころから、人一倍、車が好きでした。小学校では4年、5年生で将棋クラブ。6年のときは陸上部に入り、県大会にも出場しました」

 「中学でも3年間ソフトテニスをやっていました。中学校でも成績優秀で、学級委員や合唱コンクールの指揮者も務めました」

 「高校は県内一の進学校に進み、放課後は友達の家に行って過ごすなどしました。高校の友達とは、就職して青森を離れた後もつきあっていました」

 「高校卒業後は、将来車の仕事に就きたいと考え、岐阜県の自動車短期大学に進学しました。短大時代は、バイクでツーリングしたこともあります。高校の友達ともメールでやりとりして、一人暮らしの友人の家に遊びに行ったこともあります」

 《加藤被告は少し背中を丸め、視線を足元に落としていた》

 弁護人「短大卒業後は、仙台の警備会社に就職しました。最初はアルバイトでしたが、仕事ぶりが認められ、警備員の配置などを任せられるようになり、正社員に昇格しました」

 「その後も埼玉の自動車工場や青森の運送会社に勤務しました。運送会社では、小学校の給食に出される牛乳を運んでいました。仕事ぶりはまじめで、無断欠勤などはありませんでした。その後、彼は静岡の自動車工場で塗装の仕事をしていました」

 「彼の交友は高校の友達だけではありません。同僚と居酒屋に行ったりカラオケに行ったり、東京に遊びに行くこともありました。趣味は運転で同僚を誘い、ドライブやカート場でレースすることもありました」

 「これが彼の生い立ちです。これまで事件を起こすようなことは決してありませんでした。また、極悪非道な人生を送ってきたわけでもありません。では、彼がなぜこの事件を起こしたのか。2つの視点で考える必要があると思います」

 《うつむき加減だった加藤被告は顔を上にあげ、一瞬、弁護人を見つめた》

 弁護人「まず、一つめはこれまで述べた彼の生い立ちを通して、彼がどのように育ち、どのようなものの考え方をしていたのか、ということです」

 「そして二つめ。彼にとって掲示板とは何なのか、ということです」

 《加藤被告が事件直前まで書き込みを続けていたとされる携帯電話の掲示板サイト。弁護人は、加藤被告にとって掲示板の存在がどれほど重要だったかを明らかにするという》

 弁護人「彼は数年前から、携帯電話の掲示板サイトを利用するようになりました。最初は人の書き込みを見ていましたが、いつの間にか自分でも書き込むようになりました。書き込みは毎日になり、1日に何度も書き込むようになりました」

 「掲示板を通して知り合った人と会ったこともあります。青森から福岡まで、車に乗って訪ねました」

 「掲示板サイトは、彼の生活の重要な一部になっていました。彼がどのように掲示板を利用していたのか、どういう存在だったのかを解明しなければ、動機を明らかにすることはできないと考えます」

 《加藤被告は数回、小さく肩を上下させる。固い表情はほとんど変わらない》

 弁護人「彼はこの事件を起こしてから、『なぜ事件を起こしてしまったのか』と必死に考えています。どうか彼の話を聞くときは、先ほど述べた2点に着目して、話を聞いていただきたいと思います。以上です」

 《弁護人は冒頭陳述を終え、村山浩昭裁判長ら裁判官や傍聴席に一礼し、席に戻っていった》

 裁判長「弁護側は、責任能力についてあまりお触れにならなかったようですが…。それで結構ですか」

 弁護人「結構です」

 《村山裁判長は弁護人に念を押すように語りかけると、静かにうなずいた》

 裁判長「それではこれで休廷し、午後は証拠調べを行っていくこととします」

 《午前11時29分、村山裁判長は休廷を宣言した。法廷は午後3時に再開される。加藤被告は、傍聴人や報道関係者がせわしなく法廷を後にする様子を、硬い表情で見つめていた》

 =(7)に続く

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「なぜこれだけ時間かかったのか」明石歩道橋事故の遺族(産経新聞)

 4度の不起訴の末、元副署長は新制度に基づき、全国で初めて「強制起訴」されることになった。兵庫県明石市で平成13年に起きた花火大会事故。神戸第2検察審査会は27日、検察が認めなかった元副署長の過失を認め、改めて「起訴相当」の議決を出した。「市民の常識からみれば当たり前の判断」。事故で二男の智仁ちゃん=当時(2)=を亡くした下村誠治さん(51)は、淡々とした表情で語った。

 昨年5月の改正検察審査会法施行を「待って待って迎えた」という下村さんら遺族。同7月、元副署長に対する審査会の3度目の「起訴相当」議決に対しても、検察は10月に4度目の不起訴とした。今回、やっと法的強制力を持つ起訴議決となったが、下村さんは「なぜこれだけ時間がかかったのかという思いがある。検察と被害者がこういう関係になるのは異例だ」と不信感をあらわにした。

 今回の議決については「ずっと訴えてきたことがそのまま反映されたような、遺族にとり100点満点の議決」と評価。さらに「今の検察ではこういう判断ができないなら、法に問題があるのではないか。検察側の司法改革も遺族にとって少しでも前進するように歩んでいきたい」と今後の展開に期待をにじませた。

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外国人参政権法案 亀井氏「今国会は提出できない」(産経新聞)

 国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は28日、産経新聞社のインタビューで、鳩山由紀夫首相が永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案の国会提出には与党合意が必要と表明したことを受けて、「国民新党が賛成しないと逆立ちしても法案を出せない。首相は分かっている。今国会に提出できないことは間違いない」と述べた。亀井氏は「帰化要件を緩和すればいい。(参政権を得るには)帰化し(日本国民として)同化していく方法を選ぶべきで、同化しないで権利だけ付与すると民族間の対立を生んでいく危険性がある」と指摘した。

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【秋葉原17人殺傷 第2回】(2)

 《検察側の証拠調べは、亡くなった中村勝彦さん=当時(74)=や川口隆裕さん=当時(19)=ら3人が、加藤智大(ともひろ)被告(27)のトラックにはねられた状況に触れていく。検察側は、法廷に設置された大型モニターに証拠品を映し出しながら、ゆっくりとした口調で説明してきたが、途中から、証拠となる画像に被害者が写っているためか、大型モニターの電源を切った。傍聴席には、画像が示されないまま検察官の説明が続く》

 検察官「トラックが(事件現場の交差点)中央に移動しました。トラックの後方に川口さんが倒れている姿が確認できます。直後の画像では、交差点内に川口さん、横断歩道上にAさん、Fさん、Gさんが倒れている姿が確認できます」

 《Fさん、Gさんはトラックにひかれたのではなく、加藤被告に切りつけられた被害者だ。画像が別の防犯カメラで撮影されたものに移ったようだ。撮影されたのは、平成20年6月8日午後0時33分30秒だ》

 検察官「中央やや上の丸印にトラックが止まっています」

 《傍聴席からは見えないが、裁判官席などの小型モニターでは、そのときの防犯カメラの画像が拡大されているようだ》

 検察官「1と書かれた矢印の先に、白っぽい上着の男が見えます。Vの矢印の先に写っているのがDさんです」

 《Dさんは、トラックから降りた加藤被告にダガーナイフで背後から刺された被害者だ。画像が秒単位で切り替えられているようだ。弁護人席前に座っている加藤被告には、モニターの映像は見えていないようだが、検察側が続ける説明を微動だにせず聞き入っている》

 検察官「白っぽい上着の男やDさん、同伴者の女性が写っています。直後の画像では、同伴者の女性がDさんを抱えている様子が確認できます」

 《画像はDさんが女性に支えられて歩いている姿に変わったようだ。しかし、大型モニターは消えているため、傍聴席からは見えない。さらにその後の画像に移っていく》

 検察官「Dさんが女性に支えられて、外神田3丁目交差点に歩いている姿が確認できます」

 《検察側の冒頭陳述などでは、Dさんは、トラックから降りた加藤被告にダガーナイフで背後から刺され、全治半年の重傷を負ったという。刺された直後、息苦しさのあまり歩道上に座り込んだDさん。突然の惨劇がDさんやこの女性に与えた影響はいかほどだっただろうか。次は、はねられた被害者の救護に駆けつけ、刺されたという○○さん(法廷では実名)が路面に倒れるなどした状況の説明に入る》

 検察官「画像は(平成20年6月8日の)午後0時33分43秒です。中村さん、△△さん(法廷では実名)、○○さん、Gさんの姿が確認できます。あとでビデオを再生するときに、このところを注目してください」

 《大型モニターは引き続き消されたままだ。傍聴席から防犯カメラの画像は確認できないが、次々に切り替わっているようだ》

 検察官「男が交差点中央に向かいます。男が○○さんのすぐ近くにまで接近しているのが分かります」

 《画面には、加藤被告が、さらにGさん、Hさんに次々と接近する姿が映しだされているようだ。△△さんや○○さんが倒れている姿も映し出されているようだ。さらに続く画像には、亡くなった松井満さん=当時(33)=も映し出されているようだ》

 検察官「目撃者が撮影したデジタル写真では、松井さんがカラーコーンを抱えて座っています。時間は午後0時34分19秒。防犯カメラの映像でも、しゃがんでいる人がいますが、松井さんと確認しました」

 《続いて、甲127号証、ソフマップ秋葉原本館の防犯カメラの解析を行った捜査報告書について、検察官が説明する。時間が進むに連れ、加藤被告の背中が徐々に丸まってきた》

 検察官「防犯カメラで写した映像を写真95枚にし、午後0時33分00秒から0時33分59秒までを64枚の写真で順次、映していきます」

 《画像が、1枚3秒間隔でスライドショーのように映し出されているようだ。3人の裁判官は、それぞれの目の前に設置された小型のモニターを食い入るように見ている。村山浩昭裁判長はあごに手を当てて、考え込むように目線をモニターに送る》

 検察官「午後0時33分43秒。左に白っぽい上着の男が映ります。このあと33分59秒まで3秒間隔で映していきますので、白っぽい上着の男に注目してください」

 《白っぽい上着の男とは、加藤被告のことのようだ。検察官はここまで防犯カメラの画像を写真形式で説明してきたが、ここからはビデオテープを流しながら、説明するという。映像には被害者の様子が含まれているため、大型モニターは依然として消されたまま。傍聴席では、裁判の進捗(しんちょく)状況がよく分からないためか、厳しい表情になる人が目立ち始めた。説明を続ける男性検察官は、緑色の封筒からビデオテープを取り出し、デッキに入れた》

 =(3)に続く

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